私の見立てでは、これから始まる大きな変化は、30年に一度どころか、100年に一度の超ド級の激変の可能性があると感じています。資本主義の成り立ちの根幹を揺さぶることになるでしょう。
欧米でも、金融システムが、大きく傷んでいます。不動産バブルが最終段階に来ていて、商業不動産から崩れていく可能性があります。
アメリカの政府債務残高は、日本円で換算すると6400兆円にもなっています。数年おきに、債務上限問題で、「アメリカはデフォルト(債務不履行)か?」とやって、そのたびに問題なく延長してきました。まるで八百長ゲームのようですが、しかし、いよいよ限界に近くなってきたのではないかと考えています。金利が高くなってきたので、利払いだけで約170兆円です。日本の国家予算が約122兆円、税収は約84兆円です。つまり日本の税収の約2倍の規模です。
ヨーロッパも、大きな岐路に立っています。イギリスは、高金利で住宅ローンの延滞者が大幅に増え、不動産も大幅に値下がりしてきました。ドイツ、イタリア、フランスもそれぞれ大きな問題を抱えています。
これから、世界がどうなっていくのか、しっかり見ておきましょう。
いままでは、個人の生活にそこまで影響を与えなかったのが、これからは、世界の裏側で起きることが、一瞬であなたのところに津波のようにやってきます。
100年に一度の変化に
恐れず対応するには?
これから、やってくるかもしれない変化の可能性に関しても見ておきましょう。経済でも人生でも、いろんな可能性をたえず見ておくのは大事です。なぜなら、想定外のことが起きたとき、人はパニックになりますが、あらかじめ考えておけば、そこまで大変ではないからです。
「仕方がないなぁ。プランBでいくか」といった感じで、予定していた対策を淡々とこなしていけばいいのです。
もし、100年に一度の変化が起きた場合、株の暴落では済まなくなります。不動産だけでなく、あらゆる資産価値を持ったものの値段が下がる可能性があります。
1930年代の世界大恐慌時代でも、手に職があったり、世の中に役立つサービスを提供していた人は、問題なく生活できています。これからやってくる可能性のある大失業時代でも、まったく同じことです。
さあ、あなたはどうでしょうか?
「手に職があるから、自分はぜんぜん安心だ」と思える人は、ごく一部でしょう。たとえ手に職があったとしても、本当に大丈夫なのかなぁという不安を払拭できない人もいるはずです。
『いま、お金について知っておきたい6つの教え』(本田 健、きずな出版)
これから私たちが行く場所は、未知の世界です。
自分が知らないこと、自分の経験にないことには、人は躊躇し、恐れを感じるものです。私は、あなたを怖がらせたいのではありません。その反対に、恐れなくていい、逆にワクワクすることもできると、知ってほしいのです。
これから何が起こるのか誰も予測できませんが、こういう大きな変化は歴史を見ると、人類は何度も体験しています。どんなことがあっても、人は、それを乗り越えていくのです。これまでもそうだったし、これからも同じでしょう。
「新しい世界ってどんなものだろう?」と好奇心から見ることができたら、楽しいと思いませんか?







