私たち現生人類「ホモ・サピエンス・サピエンス」は、いまだ絶滅していない唯一のヒト族だ。およそ600万年前に現れたヒト族の歴史において、アフリカで見つかった最古の化石には「ルーシー」の名が付けられている。サルやキツネザルと同じ「霊長類」としての共通点から、かつて存在したネアンデルタール人との交配までを『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの生物学』から分かりやすく解説する。(ダイヤモンド編集局)
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ヒトの数は霊長類の中で最多
霊長類(霊長目)は哺乳類の中の1グループで、サル・類人猿・キツネザルなどを含む。
霊長類の中でもっとも個体数が多いのがヒトで、それ以外の霊長類をすべて足しあわせた数の数千倍・数万倍に達する。
霊長類はほかの哺乳類と異なるいくつかの特徴を共通して持っているため、1つの共通祖先にさかのぼると考えられる。
霊長類の特徴
霊長類の特徴は大きく分けると以下のようなものがある。

二足歩行は600万年前から
ヒトのように二足歩行する霊長類であるヒト族は、いまからおよそ600万年前に出現した。
ルーシーというあだ名が付けられた最古のヒト族の化石は、アフリカで見つかっている。
150万年前から200万年前までのヒト族の化石は、さらにヒトに近い特徴を持っている。
現生人類は、いまだ絶滅していない唯一のヒト族であるホモ・サピエンス・サピエンスという亜種に属する。
初期の現生人類であるクロマニョン人は、最終氷期(4万年前から10万年前)の終わり頃に出現し、約1万年にわたってネアンデルタール人と同時に生きていた。
ネアンデルタール人の特徴
ネアンデルタール人は背が低くて身体が重く、眉の部分が突き出していて、顎の先端が尖っていなかった。

洞窟の中で暮らし、道具を作って動物を狩っていた。
アフリカからほかの地域に移住した初期の人類は、ヨーロッパやアジアに棲むネアンデルタール人と交流して交配した。



