関係を立て直すには
2人の努力が欠かせない

 もう一度やり直すなら、検討すべきことがらがいくつかあります。次のリストが参考にならないなら、専門家によるセラピーを受けたほうがよいでしょう。

 いずれにせよ、どの程度のエネルギーを注ぐことが健全と言えるのかを判断しなければなりません。関係を健全なものに戻すには、双方が努力しないといけないからです。

 お互いがもう一度相手を知ることに努め(人間は時間を経て変わるものです)、自制、妥協、動機、願望について考え、取り組む必要があります。

 もしこうした要素が消えてしまっていても、ポジティブ思考の力で取り戻すことができます。毎日何かを一緒に行うことを約束し、2人の関係に尊敬と愛情を呼び戻すのです。

 軌道を修正する、または今の関係を「変える」コツをいくつか紹介します。

関係の軌道を修正する
6つのコミュニケーション方法

● パートナーと話し合う

 自分のニーズや、問題だと思うことをはっきりパートナーに伝え、力を合わせて解決することは軌道修正に欠かせません。

 誰かとしばらく一緒にいると、相手の習慣、ルーティン、生き方がわかるようになります。

 しかし、より深い懸念について話し合うことは忘れてしまいがちです。そのため意見の対立や口論が生まれます。

 話すときは、落ち着いた低い声で話しましょう。心配事についてガミガミ言うのではなく、最初から最後までポジティブな言葉を用います。

● 「私は」と伝える

「あなたは」という言葉を使うのは簡単です。

 たとえば「あなたはじゅうぶん努力していない」「あなたは仕返しとして、私にこれをやらせている」といった調子です。覚えておくべきなのは、パートナーは決してあなたの思考や行動の責任を負っていないということです。

 あなたは自分の頭で考えているのです。そして、「あなたは」という言葉は相手を責めたり脅したりしていると受け取られます。

 対立を避けるため「私は」を使うようにしましょう。「私は傷ついた。なぜなら……」「私は怒っている。なぜなら……」と話します。パートナーによってどういう気持ちになったか、どう変わってほしいかを伝えます。

 たとえば「外出しているとき連絡がないと、私は軽視されていると感じる。次回は電話して、私のメッセージに返信してほしい」という調子です。

● 一貫性を保つ

 問題について話し合い、解決策を考えて対応する必要があります。2人の関係において明確な境界と新たなルールを設けたら、それを守ってください。

 パートナーから軽視された場合は、このときの話し合いに言及し、自分が軌道から外れたときも同じようにしてほしいと伝えます。

 関係性の改善は2人で協力してこそ実現できるもので、健全な関係に戻るにはしっかり取り組まなければなりません。