中国の習近平国家主席は、米国の中東における重要なパートナー国であるエジプトとの関係強化に向けて、エジプトを公式訪問した。今月の訪米予定を前に、世界での中国の影響力拡大を印象付けようとする外交攻勢の一環だ。習氏は2日、エジプトの首都カイロでアブデルファタハ・シシ大統領に、中国は中東諸国による新しい安全保障体制の模索を支持するとした一方、中東への「外部勢力」の介入には反対すると伝えた。対イラン軍事行動から6カ月が経過してもなお中東を不安定な状態に陥れている米国を明らかに当てこすった発言だろう。また、中東の海上交通の要衝、ホルムズ海峡を経由するエネルギー輸送の混乱が続く中、習氏は中国が「国際航路のセーフガード」を支援する用意があると述べた。これは中国外務省の発表によるもので、詳細は明らかにされていない。