米航空宇宙大手ボーイングは、2026年1-6月期(上半期)に再び赤字に転落した。その要因の一部は、他の項目よりもベールに包まれている。同社は26年1-6月期に税引き前で3億3900万ドル(約530億円)の赤字に陥った。昨年は資産売却のおかげで一時的に黒字を計上したが、それは持続できなかった。しかし、発表された数字を見ただけでは、赤字の全容を完全に把握することはできない。ボーイングは昨年12月、長年にわたる取引先で経営不振にあえいでいた航空部品のスピリット・エアロシステムズを84億ドルで買収した。これはボーイングにとって、過去数年で最大規模の買収だった。それ以降、ボーイングは買収完了時に認識していたよりも数億ドル多い負債をスピリットが抱えていたことを把握した。
ボーイングのスピリット買収、会計ルールで表に出ない損失
昨年12月にスピリット・エアロスペースを買収したボーイングは、買収完了後に当初は把握していなかった多額の負債を発見
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