ウクライナは、ロシアの空港周辺で自国のドローン(無人機)の存在感を高め、強制的に空港を閉鎖させようとしている。同時に、国際便を運航する航空会社に対し、ロシア上空を飛行することについて安全性を再評価するよう警告している。これは、ロシア経済を混乱させ、同国政府に戦争終結を迫る取り組みの一環だ。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日、航空会社とその保険会社に対し、ロシアの領空は「完全に危険な状態になりつつある」と警告した。ウクライナ軍によると、この発言の背景には、ロシアの空港周辺に大量のドローンを飛ばし、すでに頻発している一時的な閉鎖を完全な閉鎖へと移行させる計画がある。「これはもう単なる孤立した、散発的な緊急警報の繰り返しではない。ロシア連邦の欧州領域で民間航空交通のまひを目指す持続的な圧力への移行だ」と、ウクライナ軍南部方面軍のセルヒイ・ブラチュク報道官はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に語った。