「毎日同じことの繰り返しで、なんだかつまらない」と感じることはないだろうか。人生を面白くするには、特別な才能や大きな出来事が必要だと思いがちだ。しかし、毎日が充実している人と、変わり映えのしない日々を送る人の差は、意外と身近なところにある。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「つまらない人生になる人の共通点」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「つまらない人生になる人」の共通点・ワースト1Photo: Adobe Stock

「いつかやりたい」ことはありませんか?

「海外に住んでみたい」
「楽器を弾けるようになりたい」

 やってみたいことはあるのに、なかなか始められない。

 あなたにも、そんな経験はないだろうか。

「映画を撮りたい」と言い続けていた友人

「いつか映画を撮ってみたい」と話している友人がいた。

 学生時代から映画が好きで、いつか自分でも作品をつくってみたいという。

 そこで、「いいじゃん! 撮りなよ」と言うと、

「ちゃんとやるならカメラも欲しいし、脚本も書かないといけないし、人も集めないといけないから」と返された。

 確かに、一本の映画を完成させようと思えば大変だ。
 しかし、数年後に会ったときも、まだ「いつか映画を撮りたい」と話していた。

 では、どうすれば「いつか」を行動に変えられるのだろうか。

「完璧すぎる計画」を立てない

『あきれるほど小さい習慣』には、こんなページがある。

ストイックな人だけが成功するわけではありません。
むしろ、ほとんどの人は「疲れたら、すぐにゴロゴロしたい」と思うような、普通の感覚の持ち主です。
だからこそ、最初から「完璧すぎる計画」を立てて挫折するよりも、「え、これだけ?」とあきれるほど小さい習慣を準備しておくほうが、はるかに現実的です。
そして、そのほうが確実に未来の自分を変えられます。
小さく始めることは、「甘え」や「逃げ」なんかじゃありません。
「理想の自分」に向けて、習慣を積み上げるための戦略なのです。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 新しいことを始めようとすると、私たちはつい「ちゃんとやる方法」を考えてしまう。

 しかし、映画を撮りたいなら、まずスマホで30秒の動画を撮ってみてもいい。
 小説を書きたいなら、一冊完成させるのではなく、一行だけ書くでもいい。

 最初から立派なものをつくる必要はないのである。

つまらない人生になる人ほど「ちゃんと始めよう」とする

 人生を面白くするために、大きな挑戦ばかりする必要はない。

 気になった店に入ってみる。
 読みたかった本を1ページ読む。
 やってみたかったことを5分だけ試す。

 そんな小さな行動でも、昨日までなかった出来事が一つ生まれる。

「つまらない人生になる人」の共通点・ワースト1は、やりたいことを「ちゃんとやろう」と考えすぎて、結局何もしないことだ。

「いつか本格的にやろう」と待っているだけでは、毎日はなかなか変わらない。
 下手でも、中途半端でも、まずやってみる。

 小さな一歩の積み重ねこそが、人生に新しい出来事をもたらすのだ。