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ウォール街で今秋最大の注目イベントとされているのが、米アンソロピックの新規株式公開(IPO)だ。IPOでの調達額は最大1000億ドル(約15兆3700億円)、企業価値は約2兆ドルに達する可能性があると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は以前に報じている。この数字は、スペースXが6月の上場で打ち立てた史上最高記録を上回る。
投資家は依然としてアンソロピックの財務状況の開示を待ち構えており、同社にも決定すべき重要事項が残されている。
同社は6月、米証券取引委員会(SEC)にIPO申請書を非公開で提出した。次のステップは、投資家向けロードショーや上場に先立ち、その申請書を開示することだ。
上場時期
企業はIPOに際して、投資家の全面的な注目を集めたいと考える。事情に詳しい複数の関係者によると、例年より遅かった今年のレーバーデーや間近に控えるユダヤ教の祝日、そして連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を変更する可能性がある連邦公開市場委員会(FOMC)などが、IPOの実施を先送りする要因になり得る。
一部の関係者によると、IPO書類の開示と上場を10月以降まで見送ることで、アンソロピックは7-9月期(第3四半期)決算の暫定データを潜在的な投資家に提示できる。同社が好決算を見込んでいる場合は有利に働く可能性がある。







