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学生優位の売り手市場は依然として続き、就職活動の早期化が進む一方で、大手企業では採用予定数の拡大に一服感もみられる2027年新卒就職・採用戦線。特集『2027年 新卒就活戦線総括』(全6回)の#5では、ダイヤモンド・ヒューマンリソースが行った採用アンケート調査(学生対象)を基に分析する。(ダイヤモンド・ヒューマンリソース 経営企画室 室長 高村太朗)
「売り手市場」は継続
内定獲得率89.6%、内定獲得数は2.91社
就職活動開始時期のさらなる早期化に伴い、学生の行動量は増加している。平均プレエントリー数は43.9社(26年卒41.0社)、説明会参加数は平均21.0社(同19.9社)、受験した企業数は平均16.3社(同15.4社)とそれぞれ増加した。調査時点(6月末まで)で内定を獲得した学生は89.6%と9割に迫り、内定獲得企業数も平均2.91社(同2.87社)と高水準を維持している。
内定獲得企業数を見ると、26年卒では「1社」(29.6%)が最も多かったが、27年卒では「2社」(26.9%)が「1社」(20.5%)を上回り最多に。2社以上の内定を得る「重複内定率」は79.5%で26年卒(70.4%)から9.1ポイント増加した。学生優位の売り手市場環境は継続しているといえる。








