イランは、ホルムズ海峡を巡って膠着(こうちゃく)状態に陥り、自国経済が圧迫されている状況を打破するため、米国との紛争を一段とエスカレートさせようとしている。イランはこの1週間で少なくとも3回、空母を含む米艦艇に向けてミサイルを発射した。米海軍を直接狙ったのは、開戦以降初めてだった。イランは9日、ヨルダン駐留米軍に対しても大規模なミサイル攻撃を行った。イランが機動型弾頭を使用しているため、艦艇に対する攻撃未遂はこれまでの試みよりも、はるかに危うい状況をもたらしていると、この攻撃に詳しい複数の関係者は述べた。中東を担当する米中央軍によると、艦艇は攻撃を回避した。それでも米当局者らは、イランが恐らくロシアや中国の支援を受けて、艦艇を狙う能力を向上させたのではないかとの懸念を強めたと、関係者らは話した。