ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、年末まで戦闘を続け、各種支払いを行うための資金として、同国政府はさらに数百億ドルが必要だと述べている。この要請は、ロシアの攻撃を受けるウクライナの防衛を多額の資金で支える欧州諸国にとって、最悪のタイミングとなった。欧州の当局者らは水面下で、ウクライナが求めているものについて一部しか費用を賄えない可能性があると警告している。6日に行われたドイツのザクセン・アンハルト州議会選挙では、ウクライナへの支援終了とロシアとのエネルギー関係修復を公約に掲げた極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が圧勝した。フランスでは、来年の大統領選で最有力候補とされるマリーヌ・ルペン氏が、同国にはウクライナへの支援を続ける余裕はないと述べている。同氏率いる国民連合(RN)は、欧州連合(EU)が今春実施したウクライナへの大型融資について、反対票を投じていた。