「もう、この仕事を辞めたい」。仕事がうまくいかない日が続いたり、周囲と比べて落ち込んだりすると、そんな気持ちになることもある。もちろん、本当に環境を変えたほうがいい場合もある。ただ、気持ちが大きく揺れているときほど、その場の感情だけで結論を出さないことも大切だ。話題の書『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)をもとに、「辞めたい」と思ったときに試したい3つのことを紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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1 「結論を出す日」を決める
「この職場、全然自分に合っていない」
「自分はこの仕事に向いていない」
「もっと自分に合う会社・仕事があるはず」
そう思い始めると、頭の中が「辞めるか、辞めないか」でいっぱいになってしまう。
そんなときは、今すぐ答えを出そうとするのではなく、「最終判断する日を決める」。
――『人生アップデート大全』より
同時に、「なぜ向いていないと思うのか」を紙に書き出しておく。そして、その紙はいったんしまっておこう。
期限を決めることで、それまでは「辞めるべきか」と考え続けるのではなく、目の前の仕事に意識を戻しやすくなる。
2 「向いている・向いていない」の判断ラインを決める
次にやっておきたいのが、何をもって「向いている」「向いていない」と判断するのかを具体的にすることだ。
「なんとなく向いていない気がする」という感覚だけでは、仕事で嫌なことがあるたびに判断が揺れてしまう。
そこで、自分なりの「判断ライン」をあらかじめ決めておく。
――『人生アップデート大全』より
もちろん、基準は人によって違っていい。
大切なのは、その日の気分で「やっぱり向いていない」と決めるのではなく、何をもって判断するのかを自分の中で明確にしておくことだ。
3 「今の自分にできること」に集中する
そして3つ目は、判断する日まで「自分はどう取り組むか」を決めることだ。
うまくいかないときほど、結果や周囲の評価、活躍している人のことが気になる。
しかし、他人の評価や結果は、自分だけではコントロールできない。
――『人生アップデート大全』より
「朝、その日の仕事の段取りをする」
「毎朝10分、仕事に役立つ本を読む」
「会議で発言できるよう事前にシミュレーションする」
そんな小さな行動なら、今日から自分で変えられる。
辞めるかどうかの主導権は、いつも自分にある
そして、最初に決めた「判断の日」が来たら、書いておいた紙をもう一度読み返してみる。
数カ月前には「絶対に辞めたい」と思っていたのに、状況や考え方が変わっていることもある。反対に、やれることをやったうえで「やはり環境を変えよう」と思うなら、それもひとつの判断だ。
――『人生アップデート大全』より
辞めること自体は決して悪いことではない。
大切なのは、大きな決断ほど、その瞬間の感情だけに任せないこと。
「いつ判断するか」「何を基準に判断するか」「それまで何をするか」。
この3つを決めておけば、「辞めたい」という気持ちに振り回されるのではなく、自分で考え、自分で選ぶことができる。
辞めるのか、続けるのか。その主導権は、いつだって自分の手の中にある。











