男性はクマの目をねらって竹槍で突くなどしてどうにかクマを撃退し、生還しました。男性によると、クマの鼻や頭にはキズがあったといいます。もともとあったキズも、男性が新たにつけたものもあるということでした。対峙したときには、背中を見せれば襲ってくると実感したそうです。男性に近づいたクマは1頭でした。
●第5の事故【5月29日 十和田大湯字田代平】
78歳の女性と50代の息子が、朝7時45分頃からタケノコ採りのために山に入りました。1時間ほどした頃、しゃがんでいた女性は背後から近づいてきたクマにおしりのあたりを咬まれて軽傷を負います。体長120cmほどのクマでした。息子が即席の棒を持ち、クマと1~2mの距離を保ちながら、近くに停めてあった車に避難します。車に乗り込んでからもクマは近くでつきまといを続けました。
クマが何頭いたのかはわからないといいます。また、女性はササやぶの中に持ち主の見当たらないリュックとヘルメットを見つけ、警察に通報しました。それらの荷物は5月25日に行方不明になっていた65歳の男性のものでした。
●第6の事故(死亡事故4件目)【6月8日(推定)十和田大湯字田代平】
74歳の女性がタケノコ採りに出かけたようだが行方がわからないと、9日に家族から届けがありました。通報の翌日、朝7時頃から捜索していた警察署員が、頭や腹にキズのある性別不明の遺体を発見し、10時半過ぎに収容しました。遺体は農地から10mほど離れた脇に埋められていました。現場から150mほど離れた場所で女性が乗っていたとみられる車が見つかります。
また、捜索の際にメスの成獣1頭(後述)を発見し、鳥獣被害対策実施隊員が射殺しました。
捜索隊は遺体の近くで
2頭のクマの唸り声を聞いた
第6の事故の女性の手がかりとなる青い服が捜索中のヘリコプターから発見されたとき、近くには2頭のクマの姿が確認されました。1頭はヘリコプターが巻き起こす風や爆音に驚いて逃げて行ったといいます。







