ドナルド・トランプ米大統領は16日、カナダを欧州連合(EU)の準加盟国として認めることは「敵対的行為」となり得ると述べ、欧州諸国への追加関税を示唆した。トランプ氏はこの提案を「笑止千万」と述べ、カナダを「ひどい貿易相手」だと評した。この発言は、EUのトップであるウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長がカナダをEU初の準加盟国にするために取り組む考えを示したことを受けたものだ。フォンデアライエン氏はカナダのマーク・カーニー首相も出席した欧州議会での演説で、欧州は価値観を共有する民主主義国、特にカナダとの協力を強化する必要があると述べた。カナダがEUの準加盟国になる可能性について問われたトランプ氏は、「もし彼らがそうするなら、そして私がそれを少しでも敵対的行為だと判断すれば、欧州に非常に厳しい関税を課すか、多くの品目で欧州との貿易を停止する」と答えた。「だから、もし彼らがそうするなら、もし欧州が悪意を持ってそうするなら――もし善意ならそれは構わない――もし悪意があるなら、われわれは欧州に非常に重い関税を課すことになる」