米オープンAIがテストしていた人工知能(AI)エージェント群がAIソフトウエア企業ハギングフェイスをハッキングしてから2週間後、オープンAIはAIを利用した別のハッキングがあったことを知った。そして今度は、同社が標的となった。セキュリティー企業の幹部らで構成する調査チームがアンソロピックの「クロード」ソフトウエアを使い、オープンAIの従業員のチャットGPTアカウントへのアクセスに成功した。これにより、同社の非公開のソフトウエア群を閲覧し、コードの変更を提案することが可能になった。調査チームは、AI製品の脆弱(ぜいじゃく)性などのリスクを発見・報告した研究者に報奨金を支払うオープンAIのバグ発見プログラムに参加していた。調査結果は速やかに報告され、同社から報奨金6500ドルが支払われた。同チームは今回、その成果をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に初めて開示した。