「何をしてもうまくいかない」「この先、どうすればいいのかわからない」。人生に行き詰まったように感じると、目の前の問題をすべて解決しなければならないと焦ってしまうことがある。しかし、そんなときほど、無理に答えを出そうとすると、かえって身動きが取れなくなってしまう。必要なのは、抱えているものを少し減らし、これからの時間に目を向けることかもしれない。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、人生に行き詰まったときに思い出したい2つの言葉を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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人生に行き詰まったときに思い出したい、2つの言葉
仕事、家族、人間関係、将来への不安。
悩みが重なると、人は目の前にあるすべてを一度に解決しなければならないように思えてくる。
「あれも終わらせなければならない」「もっと頑張らなければならない」「このままではだめだ」
そう考えるほど、気持ちは焦り、かえって動けなくなってしまう。
しかし、苦しいときに必要なのは、抱えているものを全部片づけようとすることではない。
自分を追い詰める考え方から、少し距離を取ることだ。
『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、人生に行き詰まったときに思い出したい2つの言葉を紹介する。
①すべてをやろうとしなくても大丈夫。
人には、できることにも時間にも限りがある。
それにもかかわらず、仕事も家事も人づき合いも、自分の成長のための努力も、すべてをきちんとこなそうとすると、毎日は終わりのない課題で埋まってしまう。
始めたことを最後までやり切れない。返信が遅れている。やろうと思っていた勉強にも手をつけられていない。
そんな「できていないこと」ばかりを数えていると、自分は何一つ前に進めていないように思えてくる。
けれど、すべてを抱え続ける必要はない。
今の自分にとって本当に大切なことは何か。後回しにしても困らないことは何か。
一度立ち止まり、減らせるものを減らしてみよう。
何かを手放すことは、怠けることではない。
限られた時間を、自分にとって大切なことに使うための選択である。
②夢を見る時間は、まだあるのだ。
思うように進まない日が続くと、「もう遅い」と感じることがある。
新しい仕事に挑戦するには遅すぎる。学び直しても意味がない。
やりたかったことは、今さら始めても仕方がない。
だが、過去にできなかったことばかりを振り返っていても、今日から先の時間まで失う必要はない。
大きな夢を、すぐに実現しなくていい。
まずは、少し調べてみる。気になる場所へ出かけてみる。会いたかった人に連絡してみる。
自分が本当は何をしたいのかを考える時間を持つだけでも、毎日の見え方は少しずつ変わっていく。
すべてをやらなくていい。けれど、何かを選び、始める時間はまだある。
苦しいときほど、「できていないこと」ではなく、これから自分にできる小さな一歩に目を向けたい。






