「自分の人生は、これでよかったのだろうか」。年齢を重ねるほど、叶わなかった夢や、選ばなかった道を振り返ることが増えていく。「もっと挑戦すればよかった」「別の生き方もあったかもしれない」と考えることもあるだろう。しかし、できなかったことばかりに目を向けていると、これまで自分が積み重ねてきたものまで見えなくなってしまう。では、年を重ねるほど「自分の人生を後悔する人」は、何を見落としているのだろうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
「後悔」ばかりを考えていないか?
「もっといい仕事を選べばよかった」
「若いうちに、もっと挑戦しておけばよかった」
年を重ねるにつれて、叶わなかったことや、選ばなかった道を思い返すことは増えていく。
もちろん、反省を次の選択に生かすことは大切だ。
しかし、できなかったことばかりを数えていると、これまで積み重ねてきたものまで見えなくなってしまう。
仕事を続けてきたこと。誰かを支えてきたこと。苦しい時期を乗り越えてきたこと。
そうしたことまで忘れ、自分の歩み全体を失敗だったと思い込んでしまうのだ。
では、過去を振り返ったとき、何に目を向ければいいのだろうか。
成し遂げられたことに目を向ける
そのヒントになるのが、次の言葉である。
成し遂げられなかったことは、際限なく増えていく。それでも成し遂げたことも増えていく。そのことを誇りに思おう。正直なところ、成し遂げたことに目を向けられるだけでも、ずいぶんと人生はよくなるはずだと気づいた。
だから、あなたにもアドバイスしたい。
あなたは今日、何をしただろうか?
朝、目を覚まして何か1つでもやるべきことをやったのなら、それを祝おう。それを勝利と受け止めよう。
今日は一息入れて、明日、調子がよければもっとできるかもしれない。また、あなたはできていないことばかりを頭に浮かべてストレスを感じるのではなく、もっと自由に生きる方法を学ぶこともできる。
ここで大切なのは、成し遂げられなかったことがあるからといって、自分の人生すべてを失敗と決めつけないことだ。
できなかったことを数え始めれば、終わりはない。
だからこそ、ときには立ち止まり、これまで自分がしてきたことに目を向けたい。
今日、何か一つでもやるべきことをやったのなら、それで十分だ。
今までの自分を責めるのではなく、歩んできた時間を受け止めること。
それが、この先の毎日を少し軽くし、自分の人生を大切に思うための第一歩になる。






