テーマパークといえばショーやパレードが楽しみという人も多い。ジャングリアは観客参加型、夏場は大量の水を浴びて濡れるショーが名物だ。これも残念ながら筆者は時間がなく最後まで見ることはできなかったものの、子どもが歓声を上げる様子や、スタッフと客が一体となって楽しんでいる様子は見られた。

 こうして筆者の初のジャングリア訪問が終わった。個人的な好みの問題で楽しめなかった点もあるかもしれない。ふらっとチケットは3時間限定というわけではないので、もっと長く居ればよかったのかもしれない。

 しかし、冷静に客観的に考えても、ジャングリアには問題点が多すぎると感じた。

 ここからは、筆者なりにジャングリアが改善すべき点を考えていきたい。

 まず、アトラクションの回転効率だ。この対策にはジャングリアも着手しており、今年4月に絶叫系アトラクション「やんばるトルネード」を導入した。定員は最大48名で所要時間も約3分と、他のアトラクションに比べると回転効率はとてもいい。

 とはいえ、このアトラクションひとつ増えたところで解決できる問題でもない。アトラクションの絶対数が少ないし、年齢や身長制限付きのアトラクションが複数あり、小さな子どもを含む家族連れが楽しめるものが限定される。この点は、東京ディズニーリゾートやUSJと比べると圧倒的な弱点だといっても過言ではない。

 続いて、予約システムの改善も重要だ。抽選をはじめとするアトラクションの予約はすでに多くの人が指摘している。筆者が特に気になったのが、先述のレストランについて。室内、テラス席、ネスト席の座席指定が事前予約できたほうがいいのではないか。

 パーク内の導線や風景も、大きな弱点だ。現状はゴルフ場の名残を感じるし、徒歩移動中に視覚的な変化が少ない。歩かされる上に、飽きるので、非日常感に没入できない。

 テーマパークとしてジャングルの世界観をもっと演出してほしいし、客の心身のために屋根や冷房が付いた空間をもっと増やすべきだ。日傘を無料で貸し出してはいるが、それは最低限の安全対策に過ぎない。

 少なくともエントランス~ショップ~レストランの間に屋根は設置すべきだと思う。ディズニーやUSJで当たり前のアーケード街は、紫外線と降水量が多い沖縄にこそ必須だ。もちろん公式無料Wi-Fiなど通信環境の改善も欠かせない。