人生には、「どちらを選べば正解なのかわからない」と立ち止まってしまう瞬間があります。仕事、人間関係、これからの生き方。考えれば考えるほど選べなくなり、時間だけが過ぎてしまうこともあるでしょう。そんなとき、覚えておきたいのは、人生のすべてに正解を出す必要はないということです。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、人生に迷ったときに思い出したい2つの言葉を紹介します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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人生に迷ったときに思い出したい、2つの言葉
「このまま今の仕事を続けていいのだろうか」
「本当にやりたいことが、ほかにある気がする」
「どちらを選んでも、あとで後悔するかもしれない」
人生には、ときどき答えの出ない迷いが訪れる。
転職するか、このまま踏みとどまるか。新しいことを始めるか、今あるものを大切にするか。
選択肢が多いほど、人は「もっと考えてから決めよう」と立ち止まりやすい。
もちろん、大切な決断を急ぐ必要はない。
ただ、迷い続けることで、かえって自分の時間を失ってしまうこともある。
『人生は気づかぬうちにすぎるから。』には、そんなときに心の支えになる言葉がある。
①「選択せずに躊躇し続けていることも、選択の1つだった」
どの道を選べば正解なのかを考え始めると、なかなか一歩を踏み出せなくなる。
失敗したくない。もっとよい選択肢があるかもしれない。
今決めてしまったら、ほかの可能性を失うかもしれない。
そう考えているうちに、決めないまま時間だけが過ぎていく。
しかし、「まだ決めない」ことも、何もしないことではない。
現状を選び続けるという、ひとつの選択だ。
迷っている自分を責める必要はない。けれど、いつまで考えるのかだけは、自分で決めたほうがいい。
たとえば、「今月中に情報を集める」「半年だけ今の仕事でやれることをやり切る」と期限を設ける。
それだけでも、ただ不安に振り回される状態から抜け出しやすくなる。
②「時間は有限だが、欲望には限りがない」
仕事も頑張りたい。趣味も楽しみたい。大切な人との時間もほしい。勉強もしたいし、休息も必要だ。
どれもあきらめたくないからこそ、私たちは予定を詰め込み、「もっとできるはずだ」と自分を追い込んでしまう。
けれど、すべてを選ぶことはできない。
時間が足りないのは、能力が足りないからではない。やりたいことが多く、人生の時間には限りがあるからだ。
だからこそ、迷ったときに必要なのは、「どれが最も正しいか」を探し続けることではない。
今の自分にとって、何を最も大切にしたいのかを選ぶことだ。
選ばなかったものが残るのは、間違いではない。
限りある時間を、自分で引き受けて使おうとしている証拠である。






