青空をバックに、白抜き文字のキャッチコピー。紙面の左側には「PARK WELLSTATE鴨川」のロゴ。「三井のシニアサービスレジデンス」「介護付き有料老人ホーム(入居時自立)」との添え書きがある。
シニアサービスレジデンス。要は「サービス付き老人ホーム」ということなのだろうが、ものは言いようだ。格子状の白いビルは、都内で見かける三井のタワマンとよく似た外観。私が見てきた「ちょっと悪くないマンション」といった老人ホームとは一線を画している。
「亀田総合病院が『よい病院日本ランキング』で第3位」
「資料請求・入居相談受付中」
「入居費用一例50C(50.47平米)2800万円台~」
『超高級老人ホームに入ってみた』(平野悠、集英社)
ふむふむ。何かあった時は、天下の亀田総合病院で診てもらえると。入居一時金が2800万円台からということは、都内のタワマン同様、ボリュームゾーンは5000万円台、最上階は億ションということになるのだろうな。
小さな写真が目を引いた。オーシャンビューのレストラン。広々としたスペースで、きれいな身なりのお年寄りたちが会食している。ロマンスグレーの紳士、きちんと髪をセットした淑女。いわく、「人と集い、新たな愉しみと出会うコミュニティスペース」。
ここなら「やすらぎの郷」になり得るのではないか?
入居時自立型のシニアレジデンス。三井の億ションなら、インテリジェンスのあるお金持ちも入ってくるだろう。お金持ちはどこかで成功している。何の道であれ、ひとつ秀でたものを持っているはずだ。
これまでの友人とは違うタイプの、面白い老人に出会えるかもしれない!







