稲盛和夫氏 Photo:JIJI
「仕事で思っていたような答えがもらえない」「うまく答えを引き出せない」。こうした悩みへの対処法を、質問家・河田真誠氏の著書『質問の魔力 「よい質問」がすべてを解決する』(アスコム)から一部抜粋してお届けします。今回のテーマは「自分への問い」。スティーブ・ジョブズや稲盛和夫といった伝説的な経営者は、仕事と向き合うにあたって、自分への質問を行っていたといいます。具体的にどんなことを「自問自答」していたのでしょうか。(質問家 河田真誠)
スティーブ・ジョブズや稲盛和夫の
「自問自答」の中身
スティーブ・ジョブズは毎朝、自分に向かってある質問をし続けたそうです。
“If today were the last day of my life,would I want to do what I am about to do today?”
(もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にやりたいだろうか?)
この質問を、彼は毎日自分に向けていたのです。なぜでしょうか。
それは、人は日々の仕事や義務に追われ、「本当にやりたいこと」から離れてしまいやすいからです。
ジョブズは質問によって自分を“原点に引き戻す”作業をしていたのだと思います。
あれもやらないといけない、これもやらないといけないと、締め切りだらけの毎日に忙殺される。やりたいことの先送りをしてしまうことを減らすため、毎朝自分に言い聞かせたのではないでしょうか。
よい質問は自分自身の行動を導いてくれるのです。
ジョブズに限らず、多くの経営者が自分に質問を投げかけています。
・稲盛和夫(京セラ創業者) 「動機善なりや、私心なかりしか」
・松下幸之助(パナソニックグループ創業者) 「覚悟はよいか」
・ジェフ・ベゾス(amazon創業者) 「80歳になった時、私はこれに挑戦しなかったことを後悔するだろうか?」







