典型的な鬼の姿を思い浮かべよう

【問1】 丑・寅
【問2】 午前1時ごろから午前3時ごろ
【問3】 北東
【問4】 昼の12時ごろが、十二支で時刻を表した「午の刻」にあたるから。
<解説>
【問1】 資料1の鬼の姿を見ると、頭には牛のような角があり、腰には虎のようなしま模様の衣服を身につけています。牛は十二支の「丑」、虎は「寅」にあたることから、鬼と特に関係が深い十二支は丑と寅だと考えられます。
【問2】 昔の人々は、十二支を方角だけでなく時刻を表すためにも使っていました。資料3を見ると、「丑の刻」は現在の時刻では午前1時ごろから午前3時ごろにあたります。なお、「丑三つ時」は「丑の刻」をさらに4つに分けた3番目の時間帯を表す言葉で、一般に午前2時~2時30分ごろを指すとされています。
【問3】 資料2を見ると、鬼と関係の深い「丑」と「寅」の間は北東にあたります。この方角は「丑寅(うしとら)」ともよばれ、鬼が出入りする方角と考えられたことから、「鬼門」とよばれました。昔の人々は、この鬼門を災いがやってくる方角として警戒しました。平安京では北東に位置する比叡山の延暦寺が鬼門を守る寺と考えられ、江戸では江戸城の北東に寛永寺が置かれました。
【問4】 資料3を見ると、「午の刻」は現在の11時から13時ごろにあたり、その真ん中が昼の12時ごろです。このため、昼の12時を「正午」とよび、その前を午前、そのあとを午後とよぶようになりました。つまり、「午前」「午後」「正午」の「午」は、十二支の午(うま)に由来しています。十二支による時刻の表し方はなくなっても、その名残は現在使っている言葉の中に残っています。
Key Visual by Kaoru Kurata







