ナルシストの目印が
「眉毛」だった理由
社会的な動物として、眉毛に注目して感情を識別することにはある意味、生き残りがかかっている。または眉毛を手入れし、濃く太いスタイルにすることで「人に覚えてもらいたい」「憧れの的でありたい」という欲求を満たしていることも考えられる。
一方で、濃さどうこうよりも、流行に沿った眉毛がナルシスト度の指標となっている可能性も考えられる。実際、俳優のカーラ・デルヴィーニュのような太くて濃い眉毛は、研究が発表された2018年前後で流行っていた。研究を主導したミランダ・ジャコミンさんは「ナルシストが太い眉毛を好むことは、魅力的で、人気者で、流行に乗っている人でありたいという願望と関連しているかもしれない」と米ABCニュースの取材に対して述べている。
かといって、ナルシスト度には遺伝的な要素があることも否定できず……もしかしたらナルシスト度は、太くて濃い眉毛とセットになりがちなのかもしれない。
『ヘンな科学“イグノーベル賞”研究』(五十嵐杏南、三笠書房)
幸い、眉毛サロンなり、YouTubeのチュートリアルなりが溢れている時代である。生まれつきナルシスト的な眉毛を頂戴してしまったとしても、なんとでも隠すことはできる、フフフ……。
たった0.1秒。その一瞬の間に、我々は他人の魅力度や好感度、信頼度、シゴデキ度、攻撃性を評価し、第一印象を作り上げる。
もちろん、第一印象と性格が違うことはよくあるが、意外とよく判断できている面もある。なかでも外向的・内向的な性格や誠実さ、知能の高さは、5秒だけ顔を見ただけでも、あてずっぽうの判断よりも正確に把握できることが示されている。協調性も、少し長めに見ていれば正確に判断できるとのこと。
性格がどうせ顔に出るなら、内面磨きもバカにできない。







