東北以外の伝統工芸品も知っておきたい

イ・(4) エ・(2) キ・(6)
<解説>
選択肢ア~クの伝統的工芸品の生産地は以下の通りです。
ア:長野県の飯山市で生産がさかんです。立体感のある蒔絵(まきえ)が特長。飯山市は古来より仏教の信仰があついことで知られています。
イ:岩手県の盛岡市と奥州市で生産がさかんです。熱伝導性や保温性に優れており、鉄瓶やフライパンなどさまざまな製品がつくられています。
ウ:鳥取県の東部(旧因幡〈いなば〉)で生産がさかんな手すき和紙です。酸化しにくく丈夫であるため書道や水墨画の画仙紙としてつくられています。
エ:山形県の東部(米沢、白鷹、長井の地区)で生産がさかんです。染物の原料である青苧(あおそ)の生産がさかんだったことから染物の生産が行われるようになりました。
オ:石川県の加賀地方で生産されている陶磁器で、赤や黄、緑、青、紫の鮮やかな色彩が特徴的です。
カ:福井県の小浜(おばま)市で生産されている漆器です。「若狭」は福井県南部の旧国名です。貝殻や松の葉などで模様を描き、その上から漆を塗る技法が用いられ、分業ではなく職人がすべての工程を行っています。
キ:福島県の伝統的工芸品です。「会津」地方は福島県の西部にあたります。会津塗は豊臣秀吉が全国を統一した1590年、蒲生氏郷(がもううじさと)により塗師などの職人を招いたことから始まったとされています。
ク:岡山県の伝統的工芸品です。「備前」・「備中」は岡山県の旧国名です。備前焼は古墳時代に渡来人によってもたらされた須恵器をルーツとしており、固くて割れにくいことから多くの茶器などとしてつくられるようになりました。
Key Visual by Kaoru Kurata







