トヨタ自動車は、看板車種が過去最高の米国販売記録に迫っていた昨秋、重大な決断を下した。スポーツ多目的車(SUV)の2025年型トヨタRAV4の生産を第4四半期まで継続する決定を下し、まったく新しい2026年型モデルを生産するための工場改修作業を先送りしたのだ。それから1年後、トヨタはその結果と向き合っている。コンサルティング会社オートフォーキャスト・ソリューションズによると、この人気クロスオーバーの北米生産台数は9月までの時点で前年比30%急減した。米国販売も今年は29%減少している。RAV4はピックアップトラックを除けば米国で最も売れている車であり、同国で最も人気のあるSUVだが、その地位は危うくなっている。トヨタによると、米国の販売店にあるRAV4の在庫は約4日分にとどまっている。業界データ会社モーター・インテリジェンスによれば、9月の米国の平均在庫日数は51日だった。RAV4の購入希望者は何カ月も前に注文しなければならず、販売店に到着する車両のほぼすべてがすでに売約済みとなっている。