マ・ヨンジャンさん(27)は何カ月もの間、自分の居場所を両親に話さなかった。大学院生のマさんは昨年、コンピューターサイエンスの修士課程の半ばで授業に行くのをやめた。ソフトウエアエンジニアリングはかつては安泰な職業選択だったが、人工知能(AI)の台頭と中国のテクノロジー企業におけるレイオフの嵐を目の当たりにし、良い仕事に就くことはできないと確信するようになった。勉強する意味をもはや見いだせなくなった。毎朝、ルームメイトたちが寮を出ていくと、マさんは北京の街をさまよい、公園に座って野良猫を眺めていた。今年に入り、雲南省の大理(ダーリー)へと逃れた。大理は、美しい山々とスローライフで知られ、中国の漂流者たちを引きつける場所となっている。
中国「失われた世代」経済低迷で燃え尽き
懸命に働けば明るい未来が保証されると教えられてきた中国の若者たち 良質な職を得るのが難しくなり、大人の階段を上る人生の節目が遠のく中で裏切られたと感じている
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