高齢になってからのスキーは、リスクという包装紙に包まれた贈り物だ。それでも筆者は今年もまた、この贈り物を開けるつもりだ。楽しいスキーシーズンはもうそこまで来ている。そして12月の雪が舞い始める頃、筆者は74歳になる。本来なら長年の知恵を生かして、若き日の山の思い出を静かに振り返るべき年齢なのだろう。冗談じゃない!愛するゲレンデがただのおぼろげな記憶ではないことを心と体で再認識するため、筆者は今も毎冬、少なくとも1回はスキーをしている。しかし70代で安全にスキーを楽しむには周到な準備が欠かせない。クリーブランド・クリニック老年医学センターに勤務する老年医学専門医のローナン・ファクトラ氏によれば、安全にスキーができる年齢に明確な上限はない。50代、60代、70代、さらにそれ以上の年齢で無事にゲレンデを滑り降りることができるかは、年齢よりもバランス感覚や体力、健康状態、ゲレンデに立つずっと前からの体づくりにかかっているという。
70代でスキーをするのは無謀か?
スキーは年齢を重ねても安全に楽しめるが、周到な準備と適切な装備、そして1日の切り上げ時を見極めることが必要となる
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