イスラエルで重要な総選挙の投票が行われた10月27日、米予測市場運営大手カルシのタレク・マンスール最高経営責任者(CEO)はニューヨークのマンハッタン中心部で、自社プラットフォームの予測の確かさを強調していた。予測市場は世論調査よりも「優れた予測」を提供しており、世論形成において報道機関よりも信頼できる存在になるだろうとマンスール氏は述べた。今年に入ってから人気が急上昇している予測市場は、11月3日の米中間選挙を前に、世論調査会社が世界中の有権者の動向を正確に捉えきれず長年失敗を重ねてきた問題への対処法として自らをアピールしようとしている。しかし、今年の結果は大きな波乱を見せている。ブラジル、セルビア、米ウィスコンシン州の選挙では、予測市場でいずれも一方の候補が最大90%の勝率とみられていたが、実際には「大穴」候補が勝利した。さらに、カルシと同業ポリマーケットの双方において、トレーダーらが次期イスラエル首相の予想を外したとみられており、投票終了から数日たった今も両市場の予想は一致していない。