中国が台湾周辺海域で海底マッピング(地図作成)を加速させている。台湾を巡って戦闘となった場合に、潜水艦や水中ドローン(無人機)が航行したり敵を探知したりする上で重要となるデータを収集するため、数十隻の船舶を派遣している。このところ急増している海洋調査によって、中国の台湾制圧能力が高まる可能性がある。中国は台湾について、自国の領土であり、必要なら武力行使も辞さないとしている。これに対して台湾は8月、小規模な調査船団に2隻を追加した。台湾はこの潜在的な海上戦場の地図作成に取り組む一方、防衛力強化に向けて水中ドローン戦力への投資を行っている。台湾の頼清徳総統は進水式で、「自国の海洋環境をより完全に理解することによってのみ、国家の安全を守ることができる」と述べた。