「英字新聞を辞書なしで読めるようになる」「電話会議において、相手の発言が理解でき、自分でも発信できるようになる」「映画を字幕なしで理解でき、楽しめるようになる」など、目標が具体的であればあるほど、達成しやすくなります。

 また、「TOEIC®でBランクの730点を超える」「英検1級を取得する」など、資格試験に挑戦するのも有効な手段です。

英語力は目に見えず、「だいぶわかるようになってきた」と自分で実感することも、実はあまり多くありません。
 大半の受講生が「本当に伸びているのでしょうか」「実力がついているとは思えません」などと、学習過程で不安感をつのらせていきます。

 私も同じでした。そこで、TOEICと英検を受験することで、自分の英語力の伸びを確認していきました。
 何年かかけて、英検2級→準1級→1級と取得。TOEICも700点台の後半から800点を超える、超えたらAランクの860点を超える、その次は900点台に乗せる、さらに960点の壁を超える、そして満点を取るなど、かなり細かくゴールを設定して、達成するまで何度も受験をしました。

Adversity is the best school

 さて、最後に本日の一言です!

Adversity is the best school. 「逆境で人は成長する」

 直訳は「逆境は最良の学校である」ですが、「逆境で人は最も学ぶ→人は成長する」になります。

 英語学習で「逆境」は大げさかもしれませんが、それでも資格試験など目標を定め、一つ一つクリアしていくのは大変なことです。

 でも、これが一生続くわけではありません。英語ができるようになった自分をイメージしながら、逆境を乗り越えてください。

 ※次回は、8月30日の掲載です。


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目次

はじめに
本書の使い方
第1週目 ビジネス英語に必須の10の文法をマスターしよう!
第2週目 これだけは絶対必要!使いまわせる10のフレーズ
第3週目 リスニングとリーディングはテーマごとに攻略する!
第4週目 海外出張に出発!シーン別スピーキング力を鍛えよう