情熱があれば、困難や壁は乗り越えられる

 世の中にはたくさんの「成功者たち」が書いた本があります。

 そのほとんどが、多くの失敗、挫折、困難などの「荒波」を乗り越えて、成功への道へと進み、偉業を成し遂げていきます。

 先ほどの“ある男”の話も同じです。

「イベント」という小さな舞台だけど、困難や壁を自分の「情熱」で乗り越え、周りの予想とは裏腹に、イベント成功にまで至りました。

夢を叶える人、そして成功する人は、困難や壁にぶつかっても、そこであきらめず、「情熱」を持って、行動し続ける

 逆にいうと、それ以外の方法で成功した人には、めったにお目にかかることはないといっていいでしょう。

 成功者たちの名言には、「情熱」に関連するものが数多くあります。

「親が子どもの心に情熱を残してあげることができたら、それは最高の形見になるだろう」― トーマス・エジソン

「偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない」― スティーブ・ジョブズ

「強い熱意と情熱に支えられた努力を続ければ、今日不可能なことも明日は実現できる」 ―稲盛和夫

「才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」 ―羽生善治

「なにかうまくいかないときは“情熱は、足りているか?”と自分に問いかける」 ―本田圭佑

 エジソン、スティーブ・ジョブス、稲盛和夫、羽生善治、そして本田圭祐や幕末の志士たちまで、スポーツ選手や各業界で成果を出す一流の人間で、「情熱」を持たない人はいません