チャレンジしなくなるのは不快を避けたいから
人間は生まれつき、情熱を持って行動することを「楽しい」と考えるように、プログラムされています。
研修でも「この6つと反対の状況になれたらどう感じる?」と問いかけると、誰もが「やる気が起きる」し、「そうなりたい!」と口にします。
私たち本来の生き方を阻害する要因を、すべて外す。
そして逆に、情熱の炎をさらに大きくする思考へと変化させていく。
だからこそ「情熱スイッチプログラム」は、「つらい」とか「ムリに自分を鼓舞している」感がなく、自然と意識に落とし込めるのです。
「快」と感じる体験を増やす私たちの脳は、太古の昔から、生きていくために必要とされる行動を「快」としてきたため、「不快」な行動を避ける習性が備わっています。
人間の脳の中にある「扁桃体」には、生まれてからすべての記憶が感情とセットになって保存されているそうです。
年齢を重ねるにつれて、「情熱」を持ってチャレンジする人が減ってしまうのは、失敗したことを「不快」と感じた記憶が蓄積。
そして、「不快」を避けるよう、挑戦しなくなっていくからです。
「情熱スイッチプログラム」を実践すると、今までの自分の殻を破り、できることが増えるようになるため、新しいことに挑戦するのを「快」と思う、生まれ持った気持ちが戻ってきます。
また、その場の気分に流されることなく、自分で「こうありたい」という、感情を選ぶことができるようになるため、どんな経験も良いこととして捉え、前向きに進んでいけるようになります。
そして小さな成功体験を積み重ねることで、「チャレンジ=快」という公式がしっかりと腑に落ち、行動し続けられる体質に変わるのです。