ちなみに、今日は朝に今週の行動計画について、Gさんと擦り合わせしたばかりなので、何のための電話なのか、Fさんは見当がつきません。

 それに乗車中のために取るわけにもいかず、鳴り終わるまで待って、メールチェックを再開しました。そして10分後、目的地の最寄駅に着いて改札に向かう途中に再びGさんから電話。まさに取引先に向かって歩いている状態ですから、

「この状態で電話を取るのはまずいから、メールしておこう」

 とGさんのメールアドレスに

<お疲れ様です。現在、移動中です。間もなく、アポイントに入りますので、ご用件はメールでいただけないでしょうか?>

 と送って、次のお客様との打ち合わせに入りました。新しい上司から悪い印象を持たれても困ると、バッチリ対応したつもりです。ただ、ここでFさんは1つ確認しなかったものがありました。それは留守番電話のメッセージ。そこには、このようなメッセージが残されていました。

<Fくん、Gです。確認したいことがあるので、電話に出てくれないかな。アポイントが終わったら連絡ください>

15%はスマホで全く電話をしない!?
それでもメールより電話の40代上司

 さて、携帯電話の主流が通話機能をメインにした従来型のフィーチャーフォンからスマートフォンに変わり、私たちが使える携帯電話の機能は大幅に進化しました。そのため、電車の中などでは、常にスマホを触っている人が少なくありません。ですから、そんなときに電話がかかってくるとビックリしてしまう人が増えています。その理由は、スマホを電話と思わずに使っている人が増えてきたから、でしょう。

 インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチDIMSDRIVEが行った『スマートフォンに関するアンケート』によると、スマホで最も利用されている機能は「メール」「インターネット検索」、さらにゲーム、動画視聴など多岐に渡っています。その一方で、通話機能は“ワンオブゼム”に過ぎず、利用率は下がっています。同アンケートによると、15.3%の人はスマホはまったく通話につかわないとのこと。まったくとまではいかなくても、自分から通話はしない、着信があっても積極的に出ない人が増えてきていることがわかります。