出戻り社員は会社にメリットも
ただし安易な受け入れは要注意

 そんなタイミングで、経営陣からKさんに声がかかりました。

「出戻ってみて感じた我が社の良いところ、悪いところを話してくれないか?」

 Kさんは最初躊躇しましたが、経営陣から強く依頼されたので、引き受けることにしました。その講演は、営業部が半期に1回のタイミングで行う営業戦略会議の中で行われました。そして、約30分間の時間が準備されました。

 Kさんは、

・経営陣との距離が近いことのメリットをもっと活かすべき
・いい仕事ぶりを社内で共有する必要性がある

 など離れてみて感じた会社に対する想いを語りました。終了後には割れんばかりの拍手。翌日からは、だいぶ打ち解けて仕事をするKさんの姿がありました。

 こうした社員の出戻り。おそらく今後、もっと増えていくのではないでしょうか?ただ、辞めた社員を受け入れることに批判的な社員はゼロではありません。辞め方の悪い社員は出戻りを認めない。あるいは辞めたときより厳しい環境で出直す姿勢を示させることも重要かもしれません。安易な出戻り社員の受け入れで、生え抜き社員の不信感を抱かせるようなことは避けたいものです。

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