後悔しないために
管理会社をチェック

 中古マンション購入前に、ソフト面を推し量るポイントは「マンション管理会社はどこか」「どのような管理を行っているか」を調べることだ。

 マンションを維持管理するには、共有部の清掃やエレベーターの点検、警備など、さまざまな点を管理しなければならない。マンション管理会社への管理業務の委託は義務づけられていないが、現在では多くのマンションが管理専門業者に委託している。かつてはたまに見られた、マンション所有者による自主管理もいまでは少ない。

 大手管理会社が管理しているとたいていは問題ない。ただ、昨今ではマンション管理会社も乱立している。各社は委託マンションを増やすために、激しいシェア争いをしている。そのため、管理費用を安くして、ライバルの管理会社からマンション管理を請け負う「リプレイス」も増えている。

 管理会社を変えることに問題はないのだが、不当に安く受注し、低質な管理サービスならば、結局そのマンションの価値は下がることになりかねない。

 そして、もっとも重要な事は修繕積立金の滞納はないかを聞くことだ。滞納が続くと、大規模修繕など多額の費用がかかる際に大きな問題となるからだ。

 また他の住人とスムーズなコミュニケーションがとれるかも、住み心地が良いかどうかの重要なポイントとなる。これについては仲介業者に、さりげなく、いままで住人同士でトラブルなどがなかったか聞いてもらおう。

 このように、住んでみないとわからないことも、ある程度知ることができる。マンションは一生のうち、何度も買うようなものではない。失敗しないために、ぜひ参考にしてもらいたい。

 では新築物件ではどうだろう?それは次回にお伝えしたい。