「想定問答」で不遇の時代のストレスは激減する
3つのポイントで気持ちを前向きにしたら、次は「イヤだな」と感じている対象を「想定問答」で上手に活用していきます。
たとえば、自分を認めてくれないイヤな上司。自分の提案があえなく却下されてやる気をなくした時。そういう場合は、くさったりせずに「どうすれば部下はやる気になっただろう」と頭のなかで想定問答をしてみます。
課題は部下のやる気を削がずによりよい提案をさせること。どんな言葉をかけて、どんなアドバイスをすればいいか、具体的に考えていきます。
これを繰り返していると、精神衛生上もいいですし、部下としての自分の問題点、改善点に冷静に気づくことができます。
さらに、これは自分が上司になった時のための、シミュレーションにもなります。私自身、人をまとめるマネジャーの立場になってから、若き日の「想定問答」がずいぶん役に立ちました。
不遇の時代も、人生の貴重な時間に違いありません。それを活かすも殺すも、あなた次第。「立ち上がりの時期」までにどれだけの蓄積ができるかで、あなたの成長曲線の角度はずいぶん変わってくるはずです。
次回の掲載は2月28日です。
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