「集める」さえやっておけば、
経理はカンタン!

 下図を見ていただくとわかるように、最初の「集める」が一番大変かつ、重要なステップです。料理でも食材が決め手です。調理の技術以前に、いい食材が手に入らないと、おいしい料理はできません。

 税理士の立場から考えても、お客さまの経理をする場合も、この「集める」が一番大変なのです。逆に言えば、きちんと資料を集めて整理していれば、経理はそれほど難しくありません。量が多く、手間がかかるのも「集める」だからです。

「後でまとめてやればいいや」と、ついついレシートや領収書をためてしまいがちですが、ほったらかしにすると、最悪、決算に間に合わなくなる可能性もあります。次回以降の連載では、各ステップでやるべきことをご紹介していきます。

(次回は、4月28日掲載予定です)


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経理の仕事をまともにやったら大変です。
ITの発達で簡略化が進みましたが、いまだに「手書きの伝票を使う」といった古い考え方がはびこっています。

そこで、手間をかけない新しい経理の方法をお伝えします。それが、「集める、記録する、チェックする」という3ステップ経理術。

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