消費税増税から早くも1ヵ月半が過ぎようとしている。日常の買い物で「8%」の大きさを痛感することは多々あるが、そろそろ慣れてきた人も多いのではないか。小売やサービス業界もそれぞれ対応に追われたが、消費者側では「これって便乗値上げでは……?」と感じる場面も少なくないようだ。インターワイヤードが運営するDIMSDRIVEが行った調査(※)によれば、「これって便乗値上げでは?」と感じた瞬間があった人は約4割に上るという。

※「消費増税と買いだめ」に関するアンケート。調査期間は4月4日~18日。ネットリサーチ。調査対象はDIMSDRIVEモニターの6726人。

便乗を感じた商品
「購入せず」は半数以上

 4月から3%アップの8%となった消費税。増税前の買いだめの様子もメディアでたびたび取り上げられた。増税による客離れを防ぐために各企業も対応に追われたが、増税を機に商品やメニューの値上げを行ったところもある。一方の消費者側からすると、増税で負った負担以上の値上げを行う「便乗値上げでは」と感じた場面も少なくないようだ。

 調査によれば、「便乗値上げでは?と思われた商品があった」という項目に「あてはまる」と答えた人は42.8%。「当てはまらない」と答えた人の19.3%を大きく上回った(「どちらともいえない」は37.9%)。また、「価格は同じだが、内容量・サイズが少なくなった商品があった」に「当てはまる」と答えた人は31.5%で、これも「当てはまらない」(22.7%)を上回った。

 調査では、便乗値上げを疑った商品について、購入したかどうかも聞いている。最も多かったのは、「迷ったが、その商品を購入した(予定していた個数もそのまま)」で28.8%。しかし、「その商品は購入せず、代わりのものも購入しなかった」人は27.2%、「代わりに違う銘柄を購入した」人は24.7%で、結果的に便乗値上げを疑った商品を購入しなかった人の方が多かった。