Q 「どこでも腰痛体操」をやりすぎて、
  症状を悪くしてしまうことはありますか?

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 症状が改善しているかぎりは、体操の回数を規定より増やしても大丈夫です。悪化した場合は規定の回数に戻してください。
 それでも改善しないようなら、適切な運動方向が変わった可能性がありますので、タイプ判定を行って体操を再検討してください。

Q 「どこでも腰痛体操」の他に
  ヨガやラジオ体操などの運動をやってもいいですか?

 他の体操でいろいろな腰の運動をしてしまうと、腰痛体操の効果がはっきりしなくなってしまいますので、しばらく他の体操は控えてください。腰痛がなくなったら再開してもかまわないのですが、ヨガやラジオ体操のなかでも、自分の腰痛タイプに合わない運動は控えましょう。たとえば「後屈改善タイプ」の人なら腰を曲げる運動は避けてください。

Q 「どこでも腰痛体操」は
  毎日行わなければいけませんか?

 腰痛の治療中は毎日続けて行うことをお勧めします。一日のなかでも体操を一度にまとめて行うよりは、数時間おきに行なって常に腰を良い状態に保ったほうがいいでしょう。腰痛が強いときは、体操後に腰痛が楽になっていれば、1時間おきくらいに頻度を上げてもかまいません。
 痛みがそれほどでもないときや、腰痛が気にならない程度に改善したときは、一日おきに行うなど、頻度を減らしてもかまいません。腰痛体操の頻度は、痛みの程度に応じて適宜調節しましょう。ただし、姿勢や動作の改善は常に意識してください。