高島屋の木本茂社長は、三井不が日本橋に開発するコレドシリーズについて、「新しい建物ほどバージョンアップして、完成度を上げてきている。どこにでもあるテナントを集めて編集するだけでなく、施設としての独自性を出し、味付けをしている」と評する。

 百貨店が、自社の論理に基づき、高コスト体質、硬直的な品ぞろえで足踏みしているうちに、新勢力は着々と実力を付け“百貨店包囲網”を狭めている。百貨店はどのような手で迎え撃つのであろうか。


異業種乱入で盟主危うし!
「百貨店包囲網」

 『週刊ダイヤモンド』6月7日号は「異業種乱入で盟主危うし!百貨店包囲網」。消費増税に伴う駆け込み需要で、百貨店業界は業績的に一息ついているが、新たなプレーヤーが続々と進出、商業施設を開設させて百貨店市場を侵食しています。そうした構造は今後も変わらず、6.2兆円のマーケットが5兆円規模まで縮小することが必至との見方が濃厚です。

 そこで今回は、こうした現状を取材すると共に、迎え撃つ百貨店業界の戦略を詳細に分析しました。三越伊勢丹ホールディングス、J.フロントリテイリング、高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリング、そしてそごう・西武の大手5グループは、かつてと違い大きな違いが出ているようです。

 また今回は、どこよりも早く百貨店の店舗別売上高のデータを入手、「売上高」「前年度からの伸び率」そして「1m2当たりの売上高」でランキングしました。同時にショッピングセンターをの運営会社を対象にアンケートを実施、店舗別の売上高を見てみました。

 地方百貨店についても全国縦断レポートと題し、北海道、名古屋、大阪、広島、福岡の現状をお伝えします。是非、ご覧ください。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 田島靖久)