なお、このジンクスはその後の2大会(ドイツ、南アフリカ)では成立しなかった。今回も開催国ブラジルにとっては、このジンクスは不成立が望ましい。今回3964となるのは3964-2014=1950年。ジンクスが成立すると、50年ブラジル大会での事実上の決勝戦(当時は決勝リーグ)となったブラジル対ウルグアイ戦で1対2と逆転負けした「マラカナン」の悲劇につながるからだ(50年大会の優勝はウルグアイ)。

「4」のつく日に強い日本代表
過去最高の成績を示唆するジンクス

 日本代表に関するジンクスからは今回のブラジル大会では、ザックジャパンに追い風が吹いているように思える。初のベスト8に希望が持てそうだ。

 今回の日程をみると、日本はC組で、初戦のコートジボワール戦は6月14日(現地時間)、3試合目のコロンビア戦は24日だ。日本男子代表は末尾に「4」がつく日に試合をすると、勝率は9割と高い。1936年のベルリン五輪で「ベルリンの奇跡」と呼ばれたスウェーデン戦も、ロンドン五輪で4強入りを決めたエジプト戦も、4のつく日だった。黒星は、98年のフランスW杯の1回だけだ。予選リーグを突破する可能性は高そうだ。そうなれば初のベスト8進出はグンと近づく。

 日本代表メンバー23人のメンバーの中でサプライズ選出とされたのが川崎フロンターレのFW大久保嘉人選手だ。メンバー発表の5月12日は彼のお父さんの命日だったという。彼は壮行試合のキプロス戦では途中出場した。なお、壮行試合で日本が勝利したのは初めてのことだ。これまでより良い成績が期待される。

 日本が出場した過去4度のW杯で、02年はチュニジア戦で森島選手が、10年はデンマーク戦で岡崎選手が、ともに途中出場で得点をあげている。どちらも予選リーグを突破した。逆に、98年と06年は途中出場者の得点はなく、決勝トーナメントに進めず敗退している。大久保選手ら途中出場の選手が得点を決めて、決勝トーナメント進出を決めてほしいところだ。