もしここで、こうした学生に採用担当者が「うちの会社に絶対入れ」などといったストレートな形でプレッシャーをかけるようなことがあれば、ますます逃げられてしまう可能性があります。接し方、引き止めには細心の注意が必要です。

 最近では、企業内専用のSNSサービスを手掛けるガイアックスという企業が、内定者フォローSNSに「内定辞退予備軍発見機能」を搭載。人事・採用担当者や同期とのコミュニケーションを無意識的に避けている内定者を“辞退予備軍”として、担当者に知らせるという仕組みが話題になっています。画一的な内定者懇親会だけではなく、こうした機能を用いた個別のフォローこそ、現在は重要といえるでしょう。

「同期に気になる人が…」
懇親会がまさかの出会いの場に!?

 その一方、興味深いのが内定者懇親会をきっかけに「同期に気になる人ができた」という書き込みが22%もあったことです。これは採用担当者からすれば、思いもかけない事実でしょう。

■気になる人ができた

「私には今好きな人がいます。来年4月から同じ就職先で働くことになっている『同期』の人なのです。彼とは『内定者懇親会』で出会いました」

「内定先の会社の懇親会に行ってきました。内定先の会社は全国規模の大きい会社なので、全国から内定者が集まり、技術系&事務系両方が参加したのですが、そこでひとりの女性に出会い、とても気になっています。…(中略)…来年働く先はまだ未定で、恐らく同じ部署に配属することはないと思います。…(中略)…何もないまま終わりそうなので、何かアドバイスをいただければ幸いです」

 こうした悩みを持つ内定者ならば、とりあえず内定辞退に直結することはないため、採用担当者もほっと一息かもしれません。しかし、何か入社前から両者でトラブルになれば、一大事。採用担当者は思いもかけないところにトラブルの種があることを、肝に銘じながら入社まで内定者のフォローをすることが大事でしょう。

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