症状を見つけたら
まずは上司に相談せよ

 健康診断で黄色信号、赤信号がついたら症状が悪化する前に、何らかの対策が必要になります。仕事へのコミットの仕方を変える、異動を希望する、転職する等々いろいろな方法がありますが、まずは上司に相談してみるとよいでしょう。

 そもそもフィードバックの仕組みがない会社もありますから、自分からきちんと仕切って上司に声をかけてみることです。

「部長、この半年の自分の仕事を振り返ってみたのですが、十分な貢献ができていなかったように思います。部長はどう思われるか、ちょっとお話を聞かせてください」

 そうすれば「お前、自分でも気がついたか」という話になるかもしれません。逆に「いや、心配しなくていい。従来の業務とは成果が出るまでの時間軸が異なるから、本当の勝負はこれからだ」と言ってもらえるかもしれません。

 いずれにせよ、上司からの客観的な見方を得られ、仕事や時間軸のすり合わせをするよい機会にもなるでしょう。

 上司に相談を持ちかけるとき、注意しておくべきなのは、あまり細かくやってしまうと「邪魔くさい部下」になってしまうことです。相談といってもこうした話は立ち話でさらっとするか、「ちょっと会議室いいですか」といって5分程度で終わらせるぐらいにしておくのがちょうどよいと思います。

 また、キャリアの健康診断として作成した職務経歴書まで上司に見せると、「お前、転職活動しているのか」と誤解されて話が終わってしまう可能性があります。誤解を避ける意味で、職務経歴書は上司に見せないほうがよいでしょう。