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データサイエンティストの冒険

データサイエンティストの日常・その1

工藤卓哉 [アクセンチュア]
【第11回】 2014年7月15日
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 もし彼らのなかから1人でも、こうしたイベントをきっかけに統計学やコンピュータサイエンスに興味を持ち、データサイエンティストの道に進んでくれたなら、これに勝る喜びはないでしょう。

 このコンテストを通じて、日本にもまだまだ才能あふれる若者が存在することが実感することができ、わたし自身、このコンテストに関わって本当に良かったと感じています。

 いま第2回の開催に向けてテーマ選びに頭をひねっているのですが、いまからその日が来るのが楽しみで仕方ありません。

役職や肩書ではなく
ミッションで働こう

 私は常々、役職や肩書ではなくミッションで働くべきだと考えています。

 私自身が考える自分のミッションは、あらゆる手段を用いて広く世の中にデータアナリティクスの有用性を広め、データサイエンティスト育成に力を注ぐことだと定義しています。

 ですから、企業のトップの信頼を勝ち取りプロジェクトを獲得するのも、学生向けのイベントで審査委員を務めたり大学で講義をしたりするのも、わたしにとってはとても大切な仕事。どれ1つとして手を抜けるものではありません。

 これからも、ひとりでも多くの人にデータサイエンティストの魅力を伝えるべく、勢力的に活動の幅を拡げていきたいと思います。

 次回は、2014年5月12日と13日の2日間にわたって行われた「女性のためのアナリティクス基礎講座」の話題を中心にお話するつもりです。お楽しみに。

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工藤卓哉
[アクセンチュア]

Accenture Data Science Center of Excellence グローバル統括 兼
アクセンチュア アプライド・インテリジェンス マネジング・ディレクター
ARISE analytics Chief Science Officer (CSO)

慶應義塾大学を卒業しアクセンチュアに入社。コンサルタントとして活躍後、コロンビア大学国際公共政策大学院で学ぶため退職。同大学院で修士号を取得後、ブルームバーグ市長政権下のニューヨーク市で統計ディレクター職を歴任。在任中、カーネギーメロン工科大学情報技術科学大学院で修士号の取得も果たす。2011年にアクセンチュアに復職。 2016年11月より現職。 データサイエンスに関する数多くの著書、寄稿の執筆、講演活動を実施。


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近年テクノロジーと数理モデルによってもたらされるアナリティクスが、ビジネスを大きく変えようとしている。データの高度な活用から次の打ち手を見出す力、アナリティクスの決定的な優位性を最前線から解説する。

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