――ゲームソフトとしてはどんな工夫をしたのですか。

 ゲームの世界では「オープンワールド」という手法なんですが、一つのストーリーをたどっていくのではなく、360度好きなところにいけるというものです。主人公が、さくらニュータウンという町で、妖怪を探したり、人助けをするというゲームです。クエスト(ゲーム内で出されるミッション。クリアすると妖怪集めやバトルに便利なアイテムなどをもらえる)もいろいろ入っていて達成感もあります。

クロスメディア戦略で
関連商品を連動して打ち出していく

ニンテンドー3DSの「妖怪ウォッチ」のパッケージ
(c)2013 LEVEL-5 Inc.

――妖怪ウォッチはゲームの発売日は13年夏でしたが、テレビアニメが始まったのが今年1月で、その後、ゲームも売れました。

 本当はいっせいに発売する方がインパクトがあると思うのですが、どうしてもスケジュールがずれてしまう場合があります。今回はスケジュールのずれ方が絶妙で、少しずつ市場を開拓するかたちになりよかったと思っています。

――妖怪ウォッチはゲームの前にマンガが先行しましたね。

 マンガは一番早くできるコンテンツですし、子供の人気も高いのです。ただ、イナズマイレブンの時もそうだったように、マンガを先行させると、原作がマンガだと思われてしまうんですよね(笑)。

――妖怪ウォッチの漫画はどうでしたか。

 初期の頃からベスト3に入っていました。今のように圧倒的1位になったのは、今年に入ってアニメが始まり、いろいろなグッズが売られるようになってからです。