伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。今回は、知る人ぞ知る、好きな人にはたまらない!「マン盆栽」!!
盆栽+フィギュアで
情景を見せるアート
「マン盆栽」という言葉を目に耳にしたことはありますか? これはマンボミュージシャンで、国際公認サンタクロースで、カーデザイナーで、入浴剤ソムリエ、さらには年間1022回も飛行機に乗るミリオンマイラー、そして餃子王としても名を馳せる(まだまだやっていること書けるがこのへんで)、パラダイス山元さんが打ち立てたアートです。
■山元さんのツイッター https://twitter.com/mambon/
それが何かざくざくっと言ってしまうと、<盆栽にフィギュアを乗せてさまざまな情景を表現する>もの。って読んだだけだと味気ないでしょうから、まずは現物をひとつご覧ください。
平原に牛が放牧されている情景を、苔だけの大きめの鉢と、牛と人のフィギュア作り上げています。マン盆栽についてはこのあともろもろ述べていきますが、今回のインフォグラフィックは、このマン盆栽の主役とも言える、鉄道模型用フィギュアをマッピングしたものです。
拡大画像表示