上手に「期待感」を伝えてあげれば、
子どもはどんどん変わる!

 お母さんは子どものことをよく知っていますから、「この子は計算ができない」「漢字の書き取りが苦手」ということももちろんわかっています。でも、それをどう言うかについては、もうひと工夫して欲しいのです。

 仮に計算問題が苦手だったとしても、注意深く観察すれば「分数の計算は苦手。でも小数の計算はまあまあできている」ということは必ずあると思います。

 そんなとき「毎日小数の計算問題をやっているから、やっぱり小数の計算は得意なのね。分数の問題も毎日少しずつやれば、絶対できるようになるね」など、ほんのちょっとでいいので言い方を変えてあげて欲しいのです。

 お父さん、お母さんが否定的な言い方をすることなく、上手に期待感を伝えてあげれば、必ず子どもは「そういうものかな」「そうか、やればできるようになるかな」と徐々に思い始めていきます。

 小学校高学年、中学生にもなっていけば、伝わり方も変わってきます。しかし小さいうちは、親の言い方がダイレクトに子どもに伝わり、子どもの成長に影響するので、そこはぜひ気をつけてあげてください。


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