この図解分析という手法の有効性もすでに証明されています。2009年に出版した拙著『財務3表一体分析法』(朝日新書)は、これまでに10万部以上が印刷されています。

 本書では、ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)、ソニーとグーグル、アマゾンとイオンといった実際の会社の決算書をもとに、その要点を簡潔に説明しました。

 全く会計の知識がなかった人でも、本書で得た知識さえあれば、会計分野で恥ずかしい思いをすることはなくなるでしょう。むしろ、自信を持って会計の専門家たちとも会計の話ができるようになると思います。

 是非皆さんも、会計の全体像と基本的な仕組みを理解し、決算書から会社の状態を読み解いてみてください。

(了)


◆書籍編集部からのお知らせ◆

会計の初心者でも、決算書が読み解ける

國貞克則氏の最新刊
『図解「財務3表のつながり」でわかる会計の基本』
2014年8月29日発売!

この1冊で、会計のしくみと経営分析のコツが一気にわかる。会計の初心者、会計の勉強を途中であきらめてしまった人にピッタリ。大ベストセラー『財務3表一体理解法』の著者が書いた新しい会計の入門書。

 

【本書の5つのポイント】
1. 財務3表の超イロハから解説しているからわかりやすい
2. 決算書の読み方と会計の全体像がスッキリ身につく
3. 財務3表のつながりが1ページの図解で瞬時につかめる
4. 難しそうな経営分析も、この図式化で直感的に理解できる
5. 会計をビジネスの現場で活用するための考え方も解説

【主な目次】
PART1 会計の基本的な仕組みを理解しよう
PART2「財務3表のつながり」がわかれば会計の全体像が見える
PART3 財務3表で会社の状態を読み解いてみよう
PART4 会計を現場で使うための基本的な考え方を学ぼう

本体1300円+税、本文2色刷、168ページ、
ISBN978-4-478-02829-2

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