面接官がニコッとしたら
自分もニコッとするのが鉄則

 面接においてなぜミラーリングと笑顔が重要かを考えてみましょう。転職活動をしている人が見落としがちなことに、「面接では面接官も緊張している」という事実があります。

 面接官は目の前の候補者が面接官を通じてその企業をしっかりジャッジしようとしていることはわかっているし、まして優秀な人であれば自社以外の選択肢がたくさんあることもわかっています。最近では下手な対応をすればネットですぐ噂が広まります。

 一方で候補者が緊張している状況にありその人をきちんと理解するのが難しいこともわかっているので、面接官には「理解しよう、理解しよう」というプラスの力が働きます。新卒採用では落とすための面接が行われることもあるようですが、基本的に中途面接では前向きな面接になることが多いのです。

 そのため面接官は一刻も早く場を和ませて、ちゃんと候補者から話を聞けるように関係構築をしたいたいと思っています。「ようこそお越しいただきました」と多くの面接官がにこやかにあいさつするのはそのためです。

 ところが候補者が緊張しすぎていたり、面接では笑ってはいけないと思い込んでいて、硬い表情で「私は○○と申します。よろしくお願いします」とあいさつされると面接官は自分が拒絶されたような感じを受けてしまい、話を聞きにくくなってしまいます。だから面接官がニコッとしたら自分もニコッとするのは面接における鉄則なのです。