スマイルマークの口元、歯を見せるなど、笑顔の形ができても、目が笑顔にならなければ、冷たい印象を与えたり、時には不気味な印象さえ与えてしまうことがある。目には心が表れる。とはいえ、精神論ではなく、速攻でテンションが上がり、楽しくなって自然な笑顔が出る方法を教えよう。
心からの笑顔になるために必要なこと
心からの笑顔になれない。
そのいちばんの原因は、テンションが低いからです。
テンションが低いというのは、心がネガティブな状態だということです。
そういう人は、妙にさめていたり、否定的だったり、構えていたり、消極的だったりして、イキイキとした感じがしません。人に対する素直な興味や関心もあまりなく、シラーッとした感じです。アイコンタクトも苦手です。心の殻がガチガチに固まってしまっているのです。
接客のプロのなかにも、意外とテンションが低い人がいます。マニュアルにそってそつない接客はできるのですが、お客さまと喜びを分かち合うような、心が触れ合う、通い合うような関係にはなれません。目が笑顔にならないのです。
では、テンションを上げるにはどうしたらいいでしょうか?そもそも、簡単に上がるものなのでしょうか?
テンションを5分で上げる方法があります。僕が開発した「ハッピー体操」というエクササイズです。
これは、心のストレッチです。ガチガチに固まった心の殻を破れば、ナチュラルな笑顔になります。あっというまに元気と笑顔がみなぎるため、朝礼に採用している企業もたくさんあります。
詳細は『どんどん儲かる「笑顔」のしくみ』ご覧いただくとして、概略をご紹介しましょう。
2人一組で向かい合ってアイコンタクトをしながら、1人のときは鏡を見ながら行います。